用語集
Claude Codeまわりの用語を、初心者向けにひとつずつ解説しています。
- .mcp.json
.mcp.jsonは、Claude Codeが利用するMCPサーバーをプロジェクト単位で定義する設定ファイル。リポジトリに含めてチームで構成を共有でき、書式ミスや認証情報の扱いが実務での主なつまずきどころです。
- /btw
/btw は "by the way" 由来の Claude Code のスラッシュコマンドで、進行中の作業を中断せずに補足情報や注意点を伝えるために使います。恒久的なルールは設定ファイル、一時的な補足は /btw という使い分けが実務的です。
- /fork
/forkは、これまでの会話コンテキストを引き継いだまま別の流れへ枝分かれさせるスラッシュコマンド。方針のA/B比較や本筋を汚さない寄り道に使えます。
- /reload-plugins
/reload-pluginsは、Claude Codeのプラグインを読み込み直すスラッシュコマンド。セッションを再起動せずに、編集したプラグインの変更を反映できます。
- /ultrareview
/ultrareview はClaude Codeの組み込み機能ではなく、多くはユーザーが定義したカスタムスラッシュコマンドです。正体の見極め方と、同等のレビュー用コマンドを自分で設計するときの勘所をまとめます。
- /workflows
/workflows は Claude Code のスラッシュコマンドの1つで、繰り返し発生する作業手順をまとめて呼び出せるようにするものです。プロンプトを毎回書き直す手間とブレを減らし、作業の再現性を高めます。
- 1Mコンテキスト
1Mコンテキストとは、AIが一度に参照できる情報量が約100万トークンまで広がった状態のこと。何ができるようになるか、そして「全部詰め込めばいい」わけではない理由を解説します。
- 401
401はHTTPで「認証されていない」ことを示すステータスコード。403(権限がない)との違いと、トークン切れなど典型的な原因の切り分け方を解説します。
- 403
403はサーバーがリクエストを受け取ったうえで「見せられない」と拒否している状態を表すHTTPステータスコードです。404との違いや、出たときに疑うべきポイントを解説します。
- activity summary
activity summary は、実行中の作業内容を短くまとめて表示する仕組み。細かいログを全部読まなくても「今なにをしているか」が把握でき、異変に気づいたときだけ詳細を確認する使い方ができます。
- Amazon Bedrock
Amazon Bedrockは、AWS経由でClaudeなどの生成AIモデルを利用できるサービス。Claude Codeの接続先をBedrockに向けることで、契約・請求・権限管理をAWSに集約できます。
- API
APIは「こう頼めばこう返る」という約束事で、他人が作った機能を借りるための窓口です。基本の考え方から、認証・エラー・バージョニングといった実務上の勘所までを解説します。
- auto-compact
auto-compactは、会話がコンテキスト上限に近づいたときに履歴を要約へ置き換え、セッションを継続させる自動圧縮の仕組み。便利な一方で情報が丸められるため、前提の再提示や外部ファイルへの退避が有効です。
- AWS_REGION
AWS_REGIONは、AWS(Amazon Bedrock)経由でClaude Codeを使う際に接続先リージョンを指定する環境変数。モデルの提供状況やクォータもリージョン単位で決まるため、設定漏れや不一致がエラーの主因になりやすい。
- awsAuthRefresh
awsAuthRefreshは、Claude CodeがAWSの認証情報を更新するために実行するコマンドを指定する設定項目。一時クレデンシャルの失効による作業中断を防ぐために使います。
- Bashツール
Bashツールは、Claude Codeがローカルシェルでコマンドを実行し、その出力を読んで次の判断をするための機能。テストやgit操作の実行を担い、許可設定と組み合わせて安全に使うのが前提になります。
- blockedMarketplaces
blockedMarketplacesは、Claude Codeで拡張要素の配布元(マーケットプレイス)を単位としてブロックするための設定項目。デニーリスト方式の性質と、チーム運用での使いどころを解説します。
- claude agents
claude agents(/agents)は、Claude Codeで役割を持たせたサブエージェントを作成・管理するコマンドです。繰り返す作業を「担当」として固定することで、毎回の指示を短く保てます。
- Claude in Chrome
Claude in Chromeは、Chrome拡張として動作しブラウザ上のページを直接扱えるClaude。要約や操作補助が身近になる一方、ログイン済みセッション環境で動くゆえの権限設計とプロンプトインジェクション対策が欠かせません。
- Claude Sonnet 5
Claude Sonnet 5は、Sonnetシリーズの第5世代にあたるClaudeのモデル名です。Claude Codeの裏側で推論を担う存在で、モデル選択によって応答の質・速度・コストのバランスが変わります。
- CLAUDE.md
CLAUDE.mdは、Claude Codeが各セッション開始時に読み込む永続的な指示書。コーディング規約やアーキテクチャの決定、「常に○○する」といったルールを書いておく場所で、プロジェクト用とユーザー用など複数スコープに置いて連結できます。
- desktop版Claude Code
desktop版Claude Codeは、ターミナルの代わりにデスクトップアプリの画面からClaude Codeを操作できるようにしたものです。CLI版との使い分けや、作業ディレクトリ・変更レビューといった共通の注意点を解説します。
- detached HEAD
HEADがブランチを経由せずコミットを直接指している状態のこと。過去のコミットやタグをチェックアウトしたときに起き、そのままコミットするとブランチ名で辿れなくなります。
- diffドライバ
diffドライバは、ファイルの差分をどう計算しどう表示するかを担当する差し替え可能な仕組みです。差分の読みやすさはClaude Codeの変更をレビューする際の判断精度に直結します。
- disable-model-invocation
disable-model-invocationは、AIが自分の判断で機能を呼び出すのを禁止する設定。機能自体は残り、ユーザーが明示的に指示したときだけ実行されます。
- EDR
EDRは端末上の活動を記録し、怪しい振る舞いを検知して調査・対応につなげる仕組み。従来型ウイルス対策との役割の違いと、運用設計の勘所を解説します。
- egress
egressとは、環境の内側から外側へ出ていく方向の通信のこと。AIエージェントに開発環境を触らせる際、コードや認証情報が意図しない宛先へ出ていくのを防ぐため、この出口側の通信を制御する考え方が重要になります。
- Explore
Exploreは、実装に入る前にコードベースを読み込ませて現状を把握させる探索フェーズのこと。計画・実装と分けることで、前提のずれを早い段階で修正できます。
- failover chain
failover chainは、依頼先を優先順位付きで並べ、上位が失敗したら順に下位へ切り替える仕組み。設計の要点は候補の順序、失敗判定、タイムアウトの決め方にあります。
- fan-out
fan-out(ファンアウト)は、1つの仕事を複数に分割して同時に実行する考え方。AIに大量のファイル調査などを頼むとき、待ち時間とコンテキスト消費を抑える手段として使われます。
- Focus view
Focus viewは表示対象をひとつに絞り、画面領域を最大限使って詳細を読むための表示モード。俯瞰表示との使い分けが快適さを左右します。
- gateway
gateway(ゲートウェイ)は、ネットワークやシステムの境界に立ち、通信が必ず通る中継点として振り分け・認証・変換などを担う仕組みです。身近な例えから設計・運用上の論点まで解説します。
- gitattributes
.gitattributesは、パスのパターンごとにGitの扱い方を指定する設定ファイル。改行コードの統一やバイナリ指定、差分・マージの制御などをリポジトリ単位でチーム全体に適用できます。
- GitHub Actions
GitHub Actionsは、リポジトリに置いたYAMLをもとにテストやデプロイを自動実行するGitHub標準の自動化基盤。トリガーとジョブの組み合わせで「pushしたらテスト」といった処理を任せられます。
- GitHub App
GitHub Appは、GitHub上に登録される独立した実行主体で、限定された権限でリポジトリを操作します。個人アクセストークンとの違いと、権限設計・運用上の注意点を解説します。
- GitHub CLI
GitHub CLI(gh)は、IssueやプルリクエストなどGitHubの操作をターミナルから行える公式コマンドラインツール。gitとの役割の違いと、Claude Codeと組み合わせたときの利点を解説します。
- GitHub org
GitHub org(Organization)は、リポジトリの所有者を個人ではなく組織にするためのアカウント。個人アカウントとの違いや権限管理、ツール連携でつまずきやすい点を解説します。
- Google Vertex AI
Google Vertex AI は Google Cloud の AI 基盤で、Claude へのアクセス経路のひとつとして選べます。モデル自体は同じでも、認証・権限管理・課金の経路が変わる点が実務上の違いです。
- haiku
Haikuは Claude モデルファミリーの軽量・高速クラスの名称。Sonnet・Opusとの違いと、どんなタスクで軽量モデルを選ぶべきかを解説します。
- headersHelper
headersHelperは、ヘッダーの組み立てやマージ、表記の正規化をまとめて引き受けるユーティリティに付けられる名前です。優先順位とキーの表記ゆれが、実装でつまずきやすいポイントになります。
- highlight.js
highlight.jsは、Webページ上のコードを言語ごとに解析して色分けするJavaScriptライブラリ。解析とテーマ(配色)が分離している設計が特徴です。
- HTTPS
HTTPSはウェブ通信を暗号化し、接続先の正当性と内容の改ざんされていないことを保証する仕組み。証明書検証のつまずきどころや、ローカル開発と本番での挙動の違いまで解説します。
- IAM
IAM は「誰がどのリソースに何をしてよいか」を管理する仕組み。認証と認可の違い、最小権限の原則、実務で頻出する権限エラーの原因を解説します。
- JWT
JWTは、ユーザーの認証情報を改ざんできない形で1本の文字列に収めたトークン形式です。ヘッダー・ペイロード・署名の3パーツからなり、中身は読めるが書き換えられないという性質を持ちます。
- kernel32
kernel32(kernel32.dll)は、アプリがWindowsの基本機能を利用するための窓口となる標準DLL。名前の「32」の由来と、エラーログに登場したときの読み方を解説します。
- ListAgents
ListAgentsは、その環境で利用できるエージェントの一覧を取得する操作。実行そのものではなく「何が使えるか」を知るためのディスカバリ用の窓口として位置づけられます。
- Mantle
「Mantle」は文脈によって指す対象が変わる多義的な語で、特定機能を指すという確かな根拠はありません。曖昧な固有名詞に出くわしたときの調べ方と切り分け方を解説します。
- MCP
ClaudeがSlackや社内ツールなど外部サービスと連携するための共通規格。電源プラグの変換アダプタのようなもの。
- MCP Tool Search
MCP Tool Searchは、MCPツールのスキーマ読み込みを実際に使う直前まで遅延させる仕組みです。起動時はツール名だけを保持するため、使っていないMCPサーバーがコンテキストを無駄に消費するのを防げます。
- mobile版Claude Code
スマートフォンからClaude Codeに指示を出したり進捗を確認したりする使い方。実行環境は別にあり、スマホは操作の窓口として働くため、短い指示や確認といったすきま時間の作業に向いています。
- network.tlsTerminate
network.tlsTerminate は、通信の途中でTLSが復号される「TLS終端」環境に関わる設定項目です。社内プロキシ下で起きる証明書エラーの背景と、その対処の考え方を解説します。
- OAuth
OAuthは、パスワードを渡さずに限定された権限だけを他サービスへ委譲する仕組みです。認可コードフローの流れ、トークンの種類、スコープ設計までを初心者向け・中級者向けの2段階で解説します。
- Remote Control
Remote Controlは、離れた場所から機械やソフトウェアを操作する仕組みの総称です。操作する側・通信路・操作される側という構造と、認証や接続断といった実務上の注意点を解説します。
- Remoteセッション
Remoteセッションは、手元の端末ではなく離れた環境で動作しているセッションのこと。作業する場所と操作する場所が分離することで、環境の再現性や作業の継続性が得られる一方、パスの取り違えやネットワーク依存に注意が必要です。
- renamesマップ
renamesマップは「旧名→新名」の対応関係を保持するキー・バリュー構造です。名称変更時に参照側を壊さず移行するための仕組みで、方向・推移性・削除タイミングが扱いの勘所になります。
- RPA
RPAは、人間がパソコン画面で行っている定型操作をソフトウェアに代行させる自動化手法です。既存システムを改修せず導入できる反面、画面変更に弱く運用管理が要る点が特徴です。
- SendMessage
SendMessageは、あるエージェントから別の相手へメッセージを渡す仕組みを表す名前。宛先と内容の設計、結果を待つかどうかの選択が使いこなしの鍵になります。
- SHA-256
SHA-256は任意のデータを256ビットの固定長ハッシュ値に変換する一方向の計算方法。ファイルの改ざん検出や同一性判定に使われる、データの「指紋」のような仕組みです。
- shallow clone
shallow cloneは`git clone --depth N`で履歴を途中まで切って取得する方法。転送量とディスクを大幅に節約できるが、git logやblame、マージベース計算に制約が出るため使いどころを選ぶ。
- SigV4
SigV4(AWS Signature Version 4)は、AWSへのリクエストに署名を付けて本人性と改ざんのなさを証明する方式。Claude CodeをBedrock経由で使う際の認証の裏側で動いています。
- skill
Skill は繰り返し使う作業手順やドメイン知識をファイル化し、必要な場面で Claude に参照させる仕組み。常時適用の指示との使い分けや、粒度の決め方を解説します。
- spend-limit
spend-limit は従量課金サービスの利用金額に上限を設ける仕組み。使いすぎを防ぐと同時に、安心して試すための土台にもなります。
- Statsパネル
Statsパネルは利用状況を数字でまとめて確認するための表示領域。単発の数字ではなく差分で読み、作業の改善アクションにつなげる使い方を解説します。
- strictKnownMarketplaces
strictKnownMarketplacesは、Claude Codeのプラグイン配布元(マーケットプレイス)を既知のものだけに限定する設定です。想定外の配布元からのプラグイン混入を仕組みとして防ぎます。
- STS
STS(Security Token Service)は有効期限付きの認証トークンを発行する仕組み。永続的なキーを配らずに済ませることで、漏洩時の影響を時間と権限の両面から小さくできます。
- textconv
textconvは、そのままでは差分が読めないバイナリファイルを外部コマンドでテキスト化してから比較するGitの設定。diffドライバの定義と.gitattributesでの割り当てをセットで行います。
- ToDoリスト
Claude Codeが複数ステップの作業を受けたときに提示する作業計画表がToDoリストです。進捗の可視化だけでなく、実行前に認識のズレを潰すレビューポイントとしても使えます。
- TUI
TUIはターミナル内に文字と色だけで作られた対話的な操作画面のこと。Claude Codeの対話画面もTUIで、CLIとの違いやリモート環境での強みを解説します。
- upstream
upstream(上流)は、自分の位置から見て変更が生まれてくる元の側を指す言葉。Gitのフォーク元リポジトリ、ブランチの追跡先、OSSの本家という3つの文脈での使い方を整理します。
- VSCode拡張
VSCode拡張は、エディタに機能を後から追加する仕組み。Claude CodeをVSCodeの中から使えるようにする拡張の役割と、ターミナル利用との使い分けを解説します。
- web版Claude Code
web版Claude Codeは、ターミナルではなくブラウザから使うClaude Codeの提供形態。従来のCLI版との違いと、ローカル環境への依存度を軸にした使い分けを解説します。
- Worktree分離
Worktree分離は、Claude Codeを`.claude/worktrees/`配下の別git worktreeで実行させる分離モード。`-w`フラグやサブエージェントの`isolation: worktree`で有効化し、並行実行するエージェント同士のファイル衝突を防ぎます。
- zip
zipは複数のファイルを1つにまとめつつ圧縮するファイル形式。仕組みや展開の考え方、zip/unzipコマンド、tar.gzとの使い分けや文字化けなどの注意点を解説します。
- アウトプットスタイル
アウトプットスタイルは、Claude Codeのデフォルトシステムプロンプトを差し替えて応答の口調や振る舞いを変える設定。ユーザーメッセージとして追加されるCLAUDE.mdとは効くレイヤーが異なります。
- エージェンティックループ
Claude Codeがタスクを進める基本サイクル「エージェンティックループ」を解説。コンテキスト収集→アクション実行→結果検証を完了まで繰り返す構造と、hooks・skills・MCPがこのループのどこに差し込まれるかを整理します。
- エージェントチーム
エージェントチームは、複数の独立したClaude Codeセッションをチームリーダーが調整しながら並行実行する実験的機能。共有タスクリストとメンバー間の直接メッセージングを持つ点が、親にしか報告しないサブエージェントとの決定的な違いです。
- エージェントビュー
エージェントビューは、AIエージェントの実行状況を確認するための表示・画面を指す言い方。なぜ可視化が必要なのか、どのタイミングで介入判断に使うのかを初心者向け・中級者向けの2段階で解説します。
- エンドポイントセキュリティツール
PCやサーバーなどの端末上で動作し、その内部の不審な挙動を監視・防御するソフトウェアの総称。開発作業の挙動が検知パターンと似ているため、ツールが動かない・通信が遮断されるといった衝突が起きやすい。
- グリフ
グリフとは、フォントが持つ「実際に描かれる文字の形」のこと。文字コードとは別のレイヤーであり、□(豆腐)表示や合字、ターミナルのアイコン崩れを理解する鍵になります。
- クロスセッションメッセージ
独立して動くClaude Codeのセッション同士で情報を受け渡す仕組みが「クロスセッションメッセージ」。なぜ必要になるのか、どこに何を書き出せば実用的に機能するのかを整理します。
- クロスリージョン推論プロファイル
クロスリージョン推論プロファイルは、AIモデルの呼び出しを単一リージョンに固定せず複数リージョンに振り分けるための指定単位です。スロットリング対策として有効な一方、処理される地域が一意に決まらない点がトレードオフになります。
- コンテキストウィンドウ
コンテキストウィンドウは、Claude Codeがセッション中に保持できる作業メモリのこと。会話履歴やファイル内容、CLAUDE.mdなどがここに載り、埋まってくるとcompaction(要約)が自動で働きます。
- コンパクション
コンパクションは、コンテキストウィンドウが上限に近づいたときに会話を自動で要約する仕組み。CLAUDE.mdとauto memoryは生き残る一方、会話中だけで伝えた指示は失われる可能性があります。
- サブエージェント
メインのClaudeが特定の作業を任せる、独立したコンテキストで動く「もう一人のClaude」。
- サンドボックスプロキシ
サンドボックスプロキシは、隔離実行環境からの外部通信を必ず代理サーバー経由に強制する仕組み。通信先の制限とログの集約により、自動実行される処理の安全性を高めます。
- サンドボックス化
サンドボックス化は、Claude CodeのBashツール実行をOSレベルでファイルシステム・ネットワーク分離する仕組み。あらかじめ境界を定義することで、コマンドごとの承認プロンプトなしに安全な自動実行を実現します。
- シークレット
シークレットとは、APIキーやパスワードなど漏れると他人になりすまされてしまう機密情報のこと。コードに直書きせず環境変数などで外から渡すのが基本で、誤ってコミットした場合は履歴削除よりキーの再発行を優先します。
- シャドーイング
同じ名前の定義が複数のスコープに存在するとき、優先度の高い方が低い方を隠す現象がシャドーイング。設定が反映されない原因になる一方、意図的に使えばプロジェクト固有の上書きに役立ちます。
- ショートコード
長い処理や定型文を短い記法ひとつで呼び出す「ショートコード」の考え方を解説。入力時展開と実行時展開の違い、命名や共有範囲で気をつける点までまとめました。
- シンタックスハイライト
シンタックスハイライトは、コードを文法要素ごとに色分けして読みやすくする表示機能。装飾だけでなく、クォートの閉じ忘れなど構文ミスに気づく手がかりにもなります。
- スクロールバック
ターミナルで画面外に流れた過去の出力を保持し、あとから読み返せるようにする仕組みがスクロールバックです。Claude Codeのように出力量が多いツールでは、行数設定や検索の使い方が作業効率に直結します。
- ステータスページ
ステータスページは、サービス提供者が稼働状況や障害情報を公開する公式ページ。エラー発生時に「ベンダー側か自分側か」を最短で切り分けるための一次情報源として使います。
- スピナー
スピナーは、ターミナル上で処理が進行中であることを知らせる回転アニメーション型の進行表示です。進捗率を出せない処理に対する「生存シグナル」として機能し、プログレスバーとは役割が異なります。
- セッション
セッションは特定のディレクトリに紐づく一連の会話で、それぞれ独立したコンテキストウィンドウを持ちます。claude -cでの再開、/clearでの仕切り直し、/resumeでの呼び戻し、--fork-sessionでの複製という使い分けを解説します。
- セルフホストランナー
CI/CDのジョブを自前のマシンで実行する方式がセルフホストランナー。ビルド高速化や社内リソースへの接続が可能になる一方、セキュリティと環境の永続性への配慮が必要になります。
- センチネル
センチネル(番兵)は、データの終端や「値がない」ことを示すために使う特別な目印の値のこと。-1やnullといったおなじみのパターンの正体から、その落とし穴とOptional型による代替までを解説します。
- ダッシュボード
ダッシュボードは、散らばった状態や数字を一箇所に集めて一目で把握できるようにした画面のこと。車の計器盤が語源で、詳細を調べるためではなく「調べに行くべきか」を素早く判断するためのものです。
- チェックポイント
チェックポイントは、Claude Codeがプロンプト送信ごとに自動作成する復元ポイント。Esc2回または/rewindで、コード・会話・その両方を過去の時点に巻き戻せます。
- チャットメニュー
チャットメニューは、Claude Codeのセッション中に呼び出せる操作の一覧。会話の文脈を保ったまま、モード切替や設定確認といった「AIへの依頼ではない操作」をその場で挟めます。
- ツールディスクリプション
ツールディスクリプションは、AIが使えるツールに添えられた自然言語の説明文。モデルはこの文章だけを手がかりにどのツールを呼ぶかを決めるため、書き方がエージェントの精度に直結します。
- デーモン
デーモンとは、画面を持たずバックグラウンドで常駐し、リクエストを待ち受けて処理するプログラムのこと。起動コストを払わず即応答できる反面、長時間稼働ゆえの注意点もあります。
- トークン
トークンはAIが文章を処理する最小単位で、文字数とは一致しません。入力・出力の両方がカウントされ、コンテキストウィンドウの上限とコストの両方を左右します。
- トースト
画面の端に一時的に表示され、自動で消える非モーダルな通知UI「トースト」の解説。ダイアログとの違いや使い分けの判断基準をまとめています。
- パーミッションプロンプト
Claude Codeがファイル編集やコマンド実行の直前にユーザーへ承認を求める仕組みがパーミッションプロンプト。安全に任せるためのゲートであり、許可の粒度を設計することで作業テンポも変えられます。
- バックグラウンドセッション
時間のかかる処理を裏で走らせ、対話をブロックせずに別作業を進めるための仕組み。向いている処理の見極め方と、常駐プロセスの後始末などの注意点を解説します。
- フォールバック
フォールバックは、本来の処理経路が失敗したときに代替手段へ切り替えて処理を継続する仕組み。便利な反面、発動に気づけないと「静かな障害」を招くため、観測性と品質の伝達が設計の鍵になります。
- フック
フックは、Claude Codeの動作の特定タイミングで自分が用意したコマンドを自動実行させる仕組み。プロンプトでのお願いと違い、確実に実行させたいルールを担保できます。
- プラグイン
プラグインは、skills・hooks・subagents・MCPサーバーをひとまとめにして配布できるClaude Codeの仕組み。skillが「プラグイン名:スキル名」で名前空間化されるため複数プラグインを共存でき、マーケットプレイス経由でチームに配れます。
- フルスクリーンモード
フルスクリーンモードは、アプリを画面いっぱいに広げて周辺UIを隠す表示状態のこと。ターミナルで使うClaude Codeでは表示できる行数が増え、差分レビューや長い出力の確認がしやすくなります。
- プルリクエスト
プルリクエストは、ブランチ上の変更を本流に取り込むよう提案し、レビューを経てマージするための仕組み。基本の流れから粒度設計、AIコーディングとの関わりまで解説します。
- プロビジョニング
プロビジョニングは、サーバーやアカウントなどのリソースを確保・設定して使える状態に整える作業のこと。デプロイとの違いや、宣言的な自動化・冪等性といった実務上の勘所まで解説します。
- プロンプトインジェクション
ファイルやWebページ、ツールの実行結果に埋め込まれた悪意ある指示によって、Claudeを意図しない操作へ誘導しようとする攻撃。Claude Codeは権限システムやコマンドインジェクション検知、信頼済みディレクトリの検証で対策している。
- プロンプトキャッシュ
毎回送られる同じ前置きを保存して再利用し、応答を速く・入力コストを安くする仕組み。先頭から一致する部分だけが対象なので、設定ファイルの編集や時間経過でキャッシュは失効します。
- ヘッドレス環境
ヘッドレス環境とは、画面やGUI、対話的な入力を前提としない実行環境のこと。自動化と相性がよい一方で、対話待ちやログ設計でつまずきやすいポイントを解説します。
- マーケットプレイス
マーケットプレイスは、拡張機能や設定を公開・発見・取得するための集約点です。アプリストアのような感覚で使える一方、他人のコードを自分の環境で動かす以上、公開者や権限の確認は欠かせません。
- モデルピッカー
モデルピッカーは、Claude Codeで使うAIモデルを切り替えるための選択UI。作業の重さに応じてモデルを上げ下げすることで、品質・速度・コストのバランスを取れます。
- レース条件
複数の処理が同時に同じ資源を触ることで、実行順序次第で結果が変わってしまうのがレース条件です。再現性が低く発見しづらいバグの代表格で、ロックやアトミック操作、共有の排除などで防ぎます。
- ワーカー
ワーカーとは、渡されたタスクを受け取って実際に処理する実行主体のこと。仕事を配る調整役と、それをこなす実行役が分かれた構造で使われる呼び名です。
- ワークフローエージェント
ワークフローエージェントは、実行手順を人間が事前定義し、各ステップの中身をAIに任せるエージェント構成のこと。自律型との違いや、ステップ粒度・状態受け渡しといった設計上の勘所を解説します。
- 信頼済みディレクトリ
Claude Codeが新しいフォルダで起動する際に確認する「信頼済みディレクトリ」の意味と役割を解説。なぜ確認が必要なのか、外部コードを開くときに何に注意すべきかを扱います。
- 分類器
分類器は、入力をあらかじめ定義したラベルのどれかに振り分ける仕組み。自由生成との違いから、ラベル設計・評価指標・言語モデルで分類させる際の注意点までをまとめます。
- 拡張思考
拡張思考(Extended Thinking)は、回答前に推論ステップを多く積ませて精度を上げる動作モード。設計判断やバグ調査で効く一方、時間とトークンを消費するため使いどころの見極めが要ります。
- 検証ループ
検証ループは、Claude自身が実行できるテストやビルドなどのチェック手段を渡し、合格するまで反復修正させる仕組みです。完了判定をエージェントの自己申告から客観的な基準に置き換えます。
- 権限バイパス
権限バイパスは、Claude Codeがツールを実行する前の確認を一括で省略する設定です。作業は速くなりますが安全装置と可視性を同時に失うため、使う場面と前提条件を押さえておく必要があります。
- 管理コンソール
管理コンソールは、組織単位でClaudeを利用する際にメンバーの追加・権限割り当て・利用状況の確認をまとめて行う管理者向けの画面です。個人の設定画面とは影響範囲が異なり、上位レイヤーとして現場の設定を制約します。
- 絵文字オートコンプリート
コロンなどのトリガー文字とキーワードで絵文字候補を呼び出し、選ぶだけで挿入できる入力補完機能。仕組み・使い分け・つまずきやすい挙動を解説します。
- 自動メモリ
自動メモリ(Auto memory)は、Claude Code自身が学んだことを書き留めていく永続メモです。gitリポジトリごとに~/.claude/projects/へ保存されて全ワークツリーで共有され、MEMORY.mdインデックスの冒頭が毎セッション開始時に読み込まれます。
- 自動モード
Claude Codeの「自動モード」は、ツール実行の承認をどこまで省略するかという運用上の設定です。速度と引き換えにレビューのタイミングが最後にまとまるため、作業の性質に応じた使い分けが求められます。
- 設定レイヤー
Claude Codeが設定を読み込む際の優先順位の階層が設定レイヤーです。managed policyからユーザー設定までの5段階の優先度と、配列はマージ・スカラーは上書きというマージ規則を解説します。
- 非対話モード
非対話モードは、-p / --print でClaude Codeを起動し、会話セッションを開かずに単発のプロンプトだけを実行して終了するモード。CI・スクリプト・パイプ処理での自動化に使われ、旧称はヘッドレスモードです。