ToDoリストって何のこと?
Claude Codeに少し込み入った作業を頼むと、いきなりコードを書き始めるのではなく、まず「やることリスト」を作って画面に出してくることがあります。これがToDoリストです。チェックボックスのような形で作業項目が並び、1つ終わるごとに完了印がついていく、あの表示です。
正直、最初に見たときは「進捗バーみたいな飾りかな」と思っていたんですが、これは飾りではなく、Claude自身が自分の作業を管理するために使っているメモなんですね。人間がホワイトボードに「①調査 ②修正 ③テスト」と書いて、終わったものから線を引いて消していくのと同じことをやっています。
なぜリストを作るのか
引っ越しを想像してみてください。「引っ越しをする」という一言のタスクを、何も書き出さずに頭の中だけで進めようとすると、電気の解約を忘れたり、荷造りの途中で住所変更の手続きに気を取られて荷物が半端なまま放置されたりします。だから多くの人はチェックリストを作ります。
Claude Codeも同じで、「この機能にログイン処理を追加して、テストも書いて、READMEも更新して」のような複数の作業が絡む依頼を受けると、途中で最初の指示を見失いがちです。先にリスト化しておくと、いま自分がどこにいて、あと何が残っているかを見ながら進められます。
ユーザーから見たメリット
このリストは、依頼した側にとってもかなりありがたい存在です。
- 進捗が見える — 長い作業でも「いま3つ目をやっているんだな」と分かるので、黙って待つ不安が減ります。
- 認識のズレに早く気づける — リストを見て「あ、そこは触らなくていいのに」と思ったら、実際に手をつけられる前に止められます。
- やり残しが分かる — 完了していない項目が残っていれば、それを指差して「これもお願い」と言えます。
個人的に一番効くのは2つ目です。作業が全部終わってから「思っていたのと違う」と気づくより、リストの段階で軌道修正できるほうが圧倒的に安上がりですから。
使うときのコツ
リストが出たら、まず読む
つい流し読みしてしまいますが、ここが一番の分岐点です。項目の粒度がおかしかったり、余計なファイルまで対象に入っていたりしたら、その場で指摘しましょう。「2番目はいらない」「先に3番をやって」といった伝え方で通じます。
依頼を具体的に書くとリストも良くなる
ざっくりした依頼にはざっくりしたリストが返ってきます。「どのファイルを対象にするか」「どこまでやれば完了か」を最初に伝えておくと、リストの項目も自然と的確になります。
短い作業では出ないこともある
「このtypoを直して」程度の一手で終わる依頼だと、リストは作られずそのまま作業に入ります。わざわざ計画表を作るまでもないからで、出ないこと自体は問題ではありません。
よくある勘違い
「リストに載った=もう実行された」と思ってしまう人がいますが、リストはあくまで予定です。まだ手をつけていない項目も含まれています。同じように、「リストが全部完了になった=完璧な成果物ができた」わけでもありません。Claudeが自分で立てた計画を自分で完了と判断しているだけなので、最終的な確認は人間の仕事として残ります。
この距離感さえ掴んでおけば、ToDoリストは「Claudeが何を考えているか」を覗ける便利な窓になります。表示されたら閉じずに、ざっと目を通す習慣をつけておくと後が楽です。
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