今までは「急に黙る」だけだった
Claude Codeを長く使っていると、会話が長くなりすぎたタイミングで自動的に履歴が要約される瞬間があります。これがコンパクション(auto-compact)です。手元のターミナルで作業しているときは、この要約作業中に「圧縮しています」といった表示が出るので、待っていれば良いことが分かります。
ところが、web版Claude CodeやmobileClaude Codeのようにリモートで動いているセッションに、離れた場所から接続している場合は事情が違いました。手元のセッションで圧縮が始まっても、接続先の画面にはその様子が反映されず、ただ画面が固まったように見えてしまっていたのです。これは地味に不安になるポイントで、「フリーズしたのか、それとも動いているのか」が外からは判断できませんでした。
v2.1.224でどう変わったか
今回のアップデートで、この「見えない待ち時間」が解消されました。web版やmobile版といった、Remoteセッションに後から接続しているクライアント側でも、圧縮が進行中であることと、その進行状況がきちんと表示されるようになりました。さらに、圧縮が終わったあと、どこまでが要約された古い会話で、どこからが新しい会話なのかという「境目」も画面上で確認できます。
つまり、スマホから進捗を覗きにいったときに「あ、いま要約中なんだな」と分かるようになり、要約が終わった後も「ここから先が最新のやり取りだ」と一目で把握できるようになったということです。
| 状態 | これまで | v2.1.224以降 |
|---|---|---|
| 圧縮の進行中 | 画面が固まったように見える | 進行状況が表示される |
| 圧縮完了後 | 境目が分かりにくい | 要約前後の境界が表示される |
/clear のリセットも他の画面に伝わるように
/clearは会話をまっさらな状態にリセットするコマンドですが、これまではリセットを実行した端末以外の画面に、その変化が反映されないことがありました。今回の変更で、あるクライアントで/clearを実行すると、同じRemoteセッションに接続している他のクライアントにもリセットの状態がきちんと伝わるようになっています。
例えば、パソコンで作業を始めて/clearで仕切り直し、その後スマホから様子を見にいっても、パソコン側の画面と食い違うことなく同じ状態が見られる、というイメージです。
どんな人に嬉しい変更か
この変更が効いてくるのは、複数の端末からひとつのセッションを覗き見たり操作したりする使い方をしている人です。たとえば、会社のパソコンで長時間かかる作業を走らせておいて、外出先からスマホで進捗を確認する、といった使い方をする場合、今までは「圧縮中で止まっているのか、本当に固まっているのか」が分からず不安になりがちでした。今回のアップデートで、その不透明さがかなり解消されます。
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