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新機能2026年8月29日フルスクリーンモードコンパクションauto-compactスクロールバックTUI

フルスクリーンモードで圧縮前の履歴が全部残るように

Claude Codeをターミナルで長く使っていると、会話が長くなるにつれて自動的に履歴が要約される「コンパクション」が何度も起きることがあります。今回のアップデートは、そのコンパクションが繰り返し発生したときの「フルスクリーンモード」での挙動を改善するものです。

何が変わったのか

フルスクリーンモードは、Claude Codeを画面いっぱいに広げて使う表示モードです。通常のターミナル表示よりも多くの行数を一度に見られるので、長いやり取りや大量の出力を確認するときに便利です。

このモードでは、上にスクロールすることでこれまでの会話の履歴(スクロールバック)を見返せます。ところが今までは、コンパクションが複数回起きた場合、直近1回分のコンパクション以降の履歴しかスクロールバックに残らず、それより前の会話は遡って見られなくなっていました。つまり「2回目のコンパクションが起きた瞬間に、1回目より前の履歴は事実上見えなくなる」という状態だったわけです。

今回の改善で、この制限がなくなりました。コンパクションが何度繰り返されても、それより前のすべての履歴がスクロールバックに残るようになっています。

なぜこれが嬉しいのか

コンパクションは、会話が長くなってコンテキストウィンドウが埋まってきたときに自動で働く仕組みで、直近の会話を要約に置き換えることでセッションを継続させてくれます。便利な仕組みですが、要約された部分は細かいニュアンスが失われがちです。「あのときAIに指摘したポイント、正確にはどう書いてたっけ」と確認したくなる場面は少なくありません。

これまでは、長時間の作業でコンパクションが2回、3回と重なると、最初の方のやり取りをスクロールで遡って確認する手段が事実上なくなっていました。要約はコンテキストウィンドウには残っていても、画面上で元の発言そのものを見返すことができない、というのはちょっと不便です。今回の変更で、フルスクリーンモードで上にスクロールしていけば、何度コンパクションを経ていても最初の方のやり取りまで遡って読めるようになります。

どんな場面で役立つか

たとえば、数時間にわたって機能追加や大規模なリファクタリングを進めているようなセッションでは、コンパクションが何度も走ることがあります。そういうときに「最初にどんな設計方針で話していたか」「途中でどんな指示を出していたか」を見返したくなったら、フルスクリーンモードでスクロールして確認できるわけです。

あくまで「画面上で過去のやり取りを見返せる」という表示上の改善であり、コンテキストウィンドウ自体に要約前の全文が保持されるわけではない点には注意してください。AIが実際に参照できる情報は引き続きコンパクションによって要約されています。

まとめ

地味な改善に見えるかもしれませんが、長時間セッションを使う人にとっては「過去のやり取りを目で追って確認できる」ことの価値は意外と大きいです。長時間の作業や、複数回のコンパクションを経るような大きなタスクに取り組む際は、フルスクリーンモードを使ってみるとこの恩恵を実感しやすいと思います。

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