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新機能2026年9月11日フックセルフホストランナーGitHub ActionsCI/CDv2.1.229

セルフホストランナーでもフックが使えるようになった話

Claude Codeのv2.1.229で、「サーバー側から配布されるフック」が、自前で用意した実行環境(セルフホストランナー)のセッションでも使えるようになりました。これまで管理された環境(Anthropicなどが用意する実行環境)でしか効かなかった挙動が、自分たちで用意したランナーでも同じように動くようになった、というアップデートです。

フックって何だったか、おさらい

まず前提として、フックはClaude Codeの動作の特定タイミングで、あらかじめ用意しておいたコマンドを自動実行させる仕組みです。例えば「ファイルを編集する前に必ずlintを走らせる」「コマンドを実行した後に必ずログを残す」といったルールを、プロンプトでお願いするのではなく、確実に実行される仕組みとして組み込めます。

今回のアップデートで重要なのは「サーバー供給の」フックという部分です。これは、ユーザーが手元の設定ファイルに書くフックとは別に、組織側(サーバー側)から配られてくるフックのことを指します。管理者が「このルールは全メンバーの環境で必ず適用したい」というときに使う仕組み、とイメージすると分かりやすいです。

セルフホストランナーとは

Claude CodeをGitHub Actionsなどの自動化フローで動かすとき、実行環境として「Anthropicが用意した管理済みの環境」を使う方法と、「自分たちのサーバーやマシンで用意した環境(セルフホストランナー)」を使う方法があります。セルフホストランナーは、社内ネットワークの中にある特定のリソースにアクセスしたい場合や、独自のセキュリティ要件に合わせた環境を用意したい場合に選ばれる方式です。

ところが今回のアップデート以前は、このセルフホストランナー上のセッションでは、サーバー側から配布されるフックがうまく機能していませんでした。管理環境では動いていたルールが、セルフホストの方では効かない、という状態だったわけです。

何が変わったのか

今回の変更で、セルフホストランナーのセッションでも、管理環境とまったく同じようにサーバー供給フックが動くようになりました。つまり、実行環境をどちらに選んでも、組織として設定したフックのルールが等しく適用される、ということです。

実行環境変更前変更後
管理環境(Anthropic提供)サーバー供給フックが動く変わらず動く
セルフホストランナーサーバー供給フックの挙動が不十分だった管理環境と同じように動く

どんな人に関係あるアップデートか

個人で手元のPCからClaude Codeを使っているだけなら、このアップデートを意識する場面はほとんどないはずです。影響が大きいのは、チームや組織単位でClaude Codeを自動化フローに組み込んでいて、なおかつ自前のランナーを使っている場合です。「管理者が設定したはずのルールが、自前環境では反映されていない」という食い違いがなくなるので、環境ごとの挙動差を気にせずにフックを設計できるようになります。

逆に言えば、これまでは環境によってルールの効き方に差があったということでもあるので、心当たりのあるチームは今回の更新を機に、実際に意図通りフックが動いているか確認してみるとよさそうです。

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