Claude Codeには、VSCode拡張の中で作業の流れを一目で追える「Focus view」という表示があります。今回のv2.1.225では、このFocus viewが情報を勝手に隠してしまう不具合が修正されました。地味なようで、実際に使っているとかなり効いてくる修正です。
Focus viewって何をする画面?
Claude Codeにタスクをお願いすると、AIは「まずこれをやって、次にこれを確認して」というようにToDoリストを立てて作業を進めます。Focus viewは、その進行中のToDoリストや、AIから来ている質問、そのやり取りの経緯をまとめて表示してくれる画面です。長い作業を任せているときに「今どこまで進んでいるんだっけ?」「さっきの質問、何について聞かれてたんだっけ?」を確認するのに使います。
この画面には「折りたたみ(fold)」という仕組みもあります。AIが黙って考えている時間(思考中)の表示や、すでに終わったやり取りを畳んでコンパクトに見せることで、画面をすっきり保つための機能です。
今回直った不具合
これまでは、この折りたたみ機能がちょっと過剰に働いてしまうことがありました。具体的には次の3つの情報が、まだ必要なタイミングなのに畳まれて隠れてしまっていたんです。
- 最新のToDoリスト(今何をしているかの一覧)
- 回答待ちになっている質問の文脈(何について聞かれているか)
- すでに決着がついた回答の内容
例えば、AIが「このファイルを削除していいですか?」と質問してきたとします。本来ならその質問の背景(なぜ聞いているのか)が見えていてほしいのに、折りたたみが先に発動してしまうと、質問だけがポツンと表示されて文脈が消えてしまう、というようなことが起きていました。これでは判断に困りますよね。
今回の修正で、これらの重要な情報は必要なタイミングまでちゃんと開いたままになるよう調整されています。
「思考のみ」の折りたたみ表示もわかりやすく
もう一つの変更点は、AIが何もツールを使わずただ考えているだけのターン(思考のみのターン)の表示です。こうした場面では「Thought for Ns」(Nは秒数)という表示が出るようになりました。「何秒考えていたか」がひと目でわかる、というシンプルながら地味に嬉しい変更です。
そして、そのターンが終わったタイミングで自動的に再び折りたたまれるようになりました。考えている最中は状況が見えて、終わったら自動でコンパクトに戻る、というメリハリのある挙動になっています。
まとめると何が嬉しいのか
この修正によって、Focus viewを見ながら「今どのToDoが進行中か」「何を聞かれているか」「さっき何を答えたか」がきちんと表示され続けるようになりました。長時間AIに作業を任せているときほど、こうした表示の細かい正確さが「安心して見ていられるかどうか」に直結します。VSCode拡張でClaude Codeを使っている人にとっては、地味だけれど確実に体感できる改善だと思います。
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