Shiraude Code Docs
新機能2026年9月19日SendMessageセッションエージェントチームクロスセッションメッセージマルチセッション

「@」で他のClaude Codeセッションに話しかける方法

Claude Codeのv2.1.232で、プロンプト中に @ を打つと他のClaude Codeセッションを名前で呼び出せる機能が追加されました。呼び出すと裏では SendMessage という仕組みが使われて、そのセッションへメッセージが直接届きます。

これだけだと「へえ」で終わってしまうかもしれないので、まず前提を整理しておきます。Claude Codeは1つのターミナルにつき1つのセッションが動いているのが基本形です。複数のプロジェクトを並行して触っていたり、1つの作業をいくつかのセッションに分担させていたりすると、当然「あっちのセッションで今何をやっているか」を確認したくなる場面が出てきます。

これまでは、あるセッションから別のセッションに直接話しかけるには、ファイルに書き出して読ませたり、人間が間に入って伝言したりといった、やや遠回りな方法を取る必要がありました。今回の機能は、この「セッション同士の伝言」をもっと自然な形にしたものだと考えるとわかりやすいです。

具体的に何ができるようになったか

プロンプトを書いているときに @ を入力すると、名前の候補が出てきます。そこから話しかけたいセッションを選んで文章を続ければ、そのメッセージが指定したセッションに届きます。メンションで人に話しかけるチャットツールの感覚に近いです。

例えば、フロントエンド担当のセッションとバックエンド担当のセッションを別々に走らせているとします。バックエンド側で仕様を変更したときに、フロントエンド側のセッションに向けて「APIのレスポンス形式を変えたので合わせてほしい」と直接メッセージを送る、といった使い方が考えられます。

どんな時に嬉しいか

この機能が活きるのは、複数のセッションを同時に走らせて作業を分担させているときです。人間が両方の画面を行ったり来たりして状況を伝えるのは地味に手間がかかりますが、セッション同士が直接やり取りできれば、その仲介の手間を減らせます。

特に、エージェントチームのように複数のセッションが並行して動く構成では、メンバー間のメッセージングが元々重要な要素になっています。今回の @ によるメンションは、そうした複数セッション間でのやり取りを、コマンドを覚えていなくても直感的に始められるようにする入り口だと捉えると理解しやすいでしょう。

使う上で意識しておきたいこと

この機能を使うには、まず相手のセッションに「名前」がついている必要があります。名前のないその場限りのセッションを呼び出すことはできないので、複数セッションを連携させて使いたい場合は、あらかじめセッションに名前を付けて管理しておくとスムーズです。

また、メッセージを送った後、相手のセッションがどう応答するか(すぐ返事が来るのか、処理を終えてから返すのか)は、送る内容や相手側の状況によって変わります。1つのセッションで完結する作業であれば無理にこの機能を使う必要はなく、複数セッションをまたいだ調整が必要になったときに選択肢として思い出す、くらいの位置づけで十分です。

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