Claude Code v2.1.233 で、--worktree フラグと claude agents の画面が GitLab のマージリクエスト(MR)のURLに対応しました。GitHubを使っているチームはこれまでもプルリクエストのURLを指定して作業できていましたが、同じことがGitLabでもできるようになった、という内容です。
マージリクエストって何?
GitLabを使ったことがない人向けに説明すると、マージリクエスト(MR)はGitHubでいう「プルリクエスト」のことです。呼び方が違うだけで、やっていることはほぼ同じで、「このブランチの変更を本流に取り込んでください」とレビュー依頼を出す仕組みです。GitLabの画面上では !12 のように「!」に番号を付けて表示されます。
今回できるようになったこと
今回のアップデートの中心は2つです。
1. --worktree フラグでMRのURLを指定できる
--worktree(Worktree分離)は、Claude Codeを本体の作業ディレクトリとは別の場所で動かすためのオプションです。これまでGitHubのプルリクエストのURLを渡して「このPRの内容をもとに作業して」と指定することができましたが、今回からGitLabのマージリクエストのURLでも同じことができるようになりました。GitLabでチーム開発をしている人にとっては、これまでGitHubユーザーだけが使えていた便利な入り口が、自分たちにも開かれた形です。
2. claude agents の画面でMRが「!N」と表示される
claude agents(claude agents)は、Claude Codeの中でサブエージェントを作ったり管理したりするための画面です。この画面で対象のプルリクエストやマージリクエストが一覧表示されるとき、GitLabのMRは !Nという、GitLab本来の表記そのままで表示されるようになりました。GitHubのPR番号と見分けがつきやすくなっているということですね。
何が嬉しいのか
これまでClaude CodeはGitHub寄りの機能から対応が進むことが多く、GitLabを使っているチームは一歩遅れて同じ機能が使えるようになる、という流れがよくありました。今回のアップデートもその流れの一つですが、「マージリクエストのURLを渡すだけでその変更内容をもとに作業を任せられる」という使い方が、GitLabユーザーにも正式に開かれた点が実務的には大きいです。
例えば、同僚が出したMRに対して「このMRの内容をレビューして、指摘点を直してほしい」といった作業を、MRのURLを渡すだけでClaude Codeに依頼できるようになります。URLをコピペするだけで文脈ごと渡せるので、差分をいちいち説明し直す必要がありません。
使うときに意識しておきたいこと
GitLab連携という意味では、以前から glab(GitLab公式のCLIツール)との組み合わせが前提になっている部分があります。glab が使える環境でないと、GitLab側の操作がうまくいかないケースもあるので、まだ導入していない場合はあわせて確認しておくとよいでしょう。
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