Claude Codeには、これまでのやりとりをテキストとして見返せる「トランスクリプト(セッショントランスクリプト)」という画面があります。今回のアップデートで、この表示の仕方が少しだけ、でも地味に便利な方向に改善されました。
対象になったのはClaude側の返事ではなく、自分が打ち込んだプロンプト(入力メッセージ)の表示です。今回のバージョンから、自分の入力もMarkdown記法が解釈されて、整形された状態で表示されるようになりました。
何が変わったのか
これまでは、Claudeからの返信はコードブロックがきれいにハイライトされたり、箇条書きがちゃんと「・」付きのリストとして表示されたりしていました。一方で、自分が送ったプロンプトの方は、Markdownで書いても記号がそのままベタテキストとして表示されることが多かったはずです。
例えば、こんな感じのプロンプトを送ったとします。
以下を修正してください:
- `fetchUser`関数のnullチェック漏れ
- `renderList`の無限ループ
\`\`\`js
const x = null;
\`\`\`
これまでは、バッククォートやハイフンがただの記号として画面にそのまま残って見えていました。今回のアップデートで、自分のこの入力も、Claudeの返信と同じように、コードブロックはシンタックスハイライトされたコードとして、インラインコードはこういう見た目で、リストはちゃんと箇条書きとして表示されるようになります。
どういう時に嬉しいか
地味に聞こえるかもしれませんが、これは実際に使うと効果が分かりやすい改善です。特に次のような場面で恩恵があります。
- 長いプロンプトの中にコード片を貼り付けて質問したとき、どこからどこまでがコードなのか一目で分かる
- 修正依頼を箇条書きで複数並べたとき、項目ごとの切れ目がはっきりする
- 過去のセッショントランスクリプトを読み返して「あのとき何を頼んだんだっけ」と確認するとき、自分の指示内容がぱっと見で把握しやすい
今まではClaudeの返信だけが整形されていて、自分の入力だけ生のテキストのままという、ちょっとちぐはぐな見た目でした。今回の変更で、会話全体の見た目が揃って、どちらの発言も同じルールで読めるようになったというのがポイントです。
特別な設定は不要
この機能を使うために何か設定をオンにする必要はありません。普段通りMarkdown記法(コードブロックの```やリストのハイフンなど)を使ってプロンプトを書けば、自動的に整形されて表示されます。書き方を変える必要もなく、今まで通りの感覚でプロンプトを書けば、見た目だけがきれいになるというアップデートです。
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