Claude Codeには、今どれくらいトークンを使っているかを確認できる「Statsパネル」という表示があります。今回のアップデート(v2.1.221)で、このStatsパネルが「キャッシュ用のトークン」もきちんと数えて、合計に含めるようになりました。
そもそもトークンって何を数えているの?
Claude Codeは、あなたが送った文章やファイルの内容、そしてClaudeが返してきた返答を、すべて「トークン」という単位に分解してやり取りしています。文章量に応じて課金や処理量が変わるので、このトークン数がどれくらい使われているかは、地味に気になるポイントです。
これまでのStatsパネルでは、純粋な「入力」と「出力」のトークンは見えていたのですが、実は裏側でもう一種類、「キャッシュ」に関するトークンが動いていました。これが今回、ちゃんと合計に反映され、しかも内訳まで見られるようになったというのが今回の変更です。
「キャッシュ」って何のためにあるの?
Claude Codeは、コンテキストウィンドウ(会話やファイル内容を保持しておく作業メモリ)の中身を、毎回のやり取りでゼロから読み直すと非常に効率が悪くなります。そこで、一度読んだ内容を「キャッシュ」として保存しておき、次回以降はそのキャッシュを再利用することで、処理を速く・安く済ませる仕組みが使われています。
このキャッシュには2つの動きがあります。
- キャッシュ書き込み(cache write): 新しい内容を初めてキャッシュに保存するときに発生
- キャッシュ読み込み(cache read): 保存済みのキャッシュを再利用するときに発生
どちらもトークンを消費する処理なのですが、これまでのStatsパネルの合計にはこの部分がちゃんと反映されていませんでした。つまり、実際に使っているトークンの一部が「見えていない」状態だったわけです。
今回のアップデートで何が変わったか
v2.1.221から、Statsパネルの合計トークン数に、キャッシュ関連のトークンもきちんと加算されるようになりました。さらに、内訳として次の4種類が確認できるようになっています。
| 種類 | 意味 |
|---|---|
| input | Claudeに送った入力のトークン |
| output | Claudeが返した出力のトークン |
| cache read | キャッシュから読み込んだ分のトークン |
| cache write | キャッシュに新しく書き込んだ分のトークン |
これによって、「実際に今のセッションでどれくらいトークンを使っているのか」を、より正確に把握できるようになりました。
初心者にとって何が嬉しいのか
正直、キャッシュの仕組み自体は裏側の話なので、普段使っている分には意識しなくても大丈夫です。ただ、「思ったよりトークンを使っている気がするけど、Statsパネルの数字が実感と合わない」というようなズレを感じたことがあるなら、これは地味に助かる改善だと思います。
見えていなかった部分がちゃんと数字として出てくることで、「今どれくらいコストや負荷がかかっているセッションなのか」を、以前より正しく判断できるようになります。特に長時間の作業や、大きなファイルを何度も読み込むようなセッションでは、この差は結構大きくなりがちです。
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